■各SNSの利用者数と活用方法
今や、集客のツールとしてSNSを使うというのは常識となっている。
SNSとひとことで言っても様々な形態があり、代表的かつ開かれたソースとしては
文章型…X(旧Twitter)、LINE(OpenChat)、facebook、note
写真型…Instagram
動画型…YouTube、TikTok
が挙げられる。
他にもInstagramのテキスト版Threadsもあるが、伸び悩んでいるのか今やあまり取り沙汰されない(私も登録はしているがほぼ利用していない)
最新2024年07月のアクティブユーザー層を見てみたところ、日本ではLINEとYouTubeが強い。
LINEの日本でのアクティブ利用者数は、あのYouTubeを超えて9500万人と最大…! 驚きだ。
いや、実は…、最近までLINEはあくまでプライベートメインのツールだと思っていたのだ…。OpenChatという投稿機能が出来ていたのも知らなかった(汗)
注目すべきは、自分のコンテンツ販売ができるnoteが3位と伸びていることだ。X(旧Twitter)やInstagramの利用者数を優に超えている。
ちなみにLINEにも同様の機能がある。noteやBrainに比べると、それにおいての知名度は低いように思うが、LINEはビジネス面での利用者も増えてのこの人気なのか。
YouTubeは安定の強さ。世界では2位タイのアクティブ利用者数。
日本では6位のFacebookが海外ではダントツなのも注目だ。アクティブユーザー30億人…これは世界を視野に入れた発信をする方ならば見逃せないだろう。
情報拡散の速さで言えば、X(旧Twitter)が一番かと思うが、集客の質や届けたい人に届けられる率をふまえるとFacebookやnoteなのかなと思う。
多くの発信者はみなコンテンツの内容による使い分けや、文章に画像を組み合わせたり画像を動画にしたりして選択ツールを広げる工夫をしていっている。
■苦行はいらない、自分に合ったSNSを選ぼう
SNS活用の方法はアイデア次第で無限に広がるだろう。
しかし、これらをむやみに使えば良いというわけではない。
先ほど申した、コンテンツの内容に合った使い方をするのは当然こと。
だが、実はそれより何より大事なのは、自分に合ったものを選べるかどうか、つまり、あくまで自分の性質に合っているかどうか、なのだ。
そもそもSNSというのは、
- 毎日発信(予約投稿仕込みも含む)
- 見込み客との交流
- アピールする心持ち
- 常にギバー精神
が鍵となるので、これらが苦痛となってしまえば、とても続けられなくなる。
かと言って、登録者数の少ない閉ざされ気味のSNSで発信してみたとて、本来の集客の効果は?となってしまう。
客の数ではなく質を求めるならそれでもいい。むしろそれが理想だ。だが、いかんせん「自分」や「商品」の質が低く未熟ならば、単価も上げられず、結局は数での勝負となろう。
数を得るには数をこなすのが鉄則。
しかし、いくら集客にはSNSが最強とはいえ、運用がストレスになるようなら避けるべきだと思う。
ストレスのレベルならまだいい、心まで蝕まれてしまっては手遅れとなる。早々に撤退すべし。
何事もそうだが、精神を傷つけてまでやるべきことなど何一つない、と私は思っている。
しかも、SNSというのはたびたび仕様変更があり、その都度、利用者は大いに振り回され続けている。よってSNSには依存するべきではなく、まして己を犠牲にしてまで利用するものでもないのだ。
そう、どれを選ぶか以前に、やらないという選択があることを知ってほしい。
そりゃあ、各SNSのアルゴリズムを理解し、上手に活用できればそれに越したことはない。
その苦労を上回る瞬発的な効果は確かに期待できる。
まずは自分の性格、性質をよく分析・理解し、適度な距離を置いて利用していくのが大事だ。
そしていずれ楽しみながらでなくとも続けられる方法が見つかり、集客に繋がっていけば、それが最強なのである。